ドイツ連邦統計局が8日発表した2011年5月の製造業売上高（暫定値）は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.9％減となり、4カ月ぶりに落ち込んだ。国内が0.7％減、国外も1.3％減とともに後退。国外はユーロ圏外が2.5％減と特に大きく縮小した。ユーロ圏は0.2％増加している。
\部門別では食品・飼料の後退幅が7.7％で最も大きく、これに化学（3.7％減）、自動車・自動車部品（1.9％減）、機械（同）、ゴム・樹脂製品（0.6％減）が続いた。売り上げが最も大きく増えたのは電気設備で、増加幅は2.7％に上った。以下、金属製品（2.5％増）、金属製造・加工（2.1％増）、コンピューター・電子・光学機器（0.6％増）が続く。
\1～5月の製造業売上高は物価・営業日数調整後の実質で前年同期を10.5％上回った。国内が8.8％、国外が12.5％の幅でそれぞれ増えている。国外の内訳はユーロ圏が9.7％増、ユーロ圏外が14.8％増だった。
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