自動車部品大手の独Eberspaecherはエンジンを止めた状態でも利用できるトラック用暖房(アイドリングストップヒーター)の生産拠点を2013年までに米国に設置する。仮眠目的でエンジンをつけて暖房を利用することが同国で禁止されたことに対応。急増する現地需要を取り込む狙いだ。同社のマルティン・ペータース社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにした。
\アイドリングストップヒーターはこれまで、独エスリンゲンの本社工場でのみ生産してきた。米国工場を新設しても、独工場の雇用は維持する考え。
\2010年に導入された米排ガス規制「EPA 2010」対応の排ガス処理システムについては生産拠点をすでにミシガン州に設置済み。
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