ドイツ連邦陸運局(KBA)が2日発表した2011年8月の乗用車新車登録台数は23万7,561台で、前年同月を18.3%上回った。これまで同様、大型モデルの販売が好調で、大型・中大型車は増加幅で74%を記録。大型バンも42.2%拡大した。超小型車は26.7%減と不振が続いている。
\ブランド別で最も高い伸びを記録したのはボルボで、96.7%増の1,788台に拡大した。これにBMW/Mini(60.3%増の2万3,239台)、ポルシェ(43.8%増の1,166台)が続く。
\ドイツ車は総じて好調で、メルセデスは35.7%増の2万1,248台、フォードは31.5%増の1万7,533台、オペルは23.0%増の1万9,269台、アウディは20.1%増の1万8,932台と平均を上回る伸びを記録。フォルクスワーゲン(VW)も14.0%増の4万8,690台に拡大した。スマートは16.8%減の1,682台と振るわない。
\日本車は日産/インフィニティ(12.8%増の4,902台)とスバル(11.4%増の696台)が2ケタ増を記録し、三菱とトヨタ/レクサスもそれぞれ8.8%増の2,469台、2.1%増の6,677台に拡大した。スズキ(2.4%減の2,357台)、マツダ(8.6%減の3,018台)、ホンダ(18.3%減の1,894台)、ダイハツ(50.2%減の229台)は前年同月を下回っている。
\韓国勢は現代が17.7%増の7,592台、起亜が2.9%増の3,414台。ドイツ以外の欧州主要ブランドもシュコダ(7.9%減の9,376台)を除いて販売台数を伸ばした。
\