独薬剤師団体全国連盟(ABDA)などの医薬品業界団体は1日、偽造医薬品の流通防止システム開発プロジェクト「securPharm」を立ち上げたと発表した。2次元バーコードをパッケージに印刷し、薬局に設置されたバーコードリーダーで製品の真贋を確認するというコンセプトで、2013年から実証試験を開始する。
\securPharmは、偽造医薬品の撲滅に向けた欧州連合(EU)指令が6月の理事会で正式承認されたことを受けて立ち上げられた。同指令の規定に沿った技術開発を進め、将来の実用化に向けた課題をいち早く把握・整理する狙いがある。
\プロジェクト計画案では、製品シリアル番号を含む医薬品情報をデータマトリクス方式の2次元バーコードに記録する。シリアル番号はパッケージごとに異なるため、店頭でバーコードをスキャンすると偽造品かどうかすぐに見分けることができる。プロジェクト参加団体は、モデル医薬品とモデル薬局を選定し、バーコードの使い勝手や精度などを検証していく。
\securPharmに参加するのはABDAと独医薬品製造業者連盟(BAH)、独製薬工業会(BPI)、医薬品卸売業界団体PhAGRO、後発医薬品業界団体Pro Generika、研究開発型製薬工業会(VFA)の計6団体。
\