ドイツ連邦統計局が6日発表したドイツ発航空貨物の運賃指数は前年同期比で25.6%上昇した。燃油サーチャージ料金の値上げが反映された格好で、前期比の上げ幅も9.9%に達している。統計局は国際航空運送協会(IATA)のデータをもとに同指数を作成した。
\前年同期比の上昇率が最も大きかったのはアラブ首長国連邦(UAE)向けで、37.1%に達した。これに中国(34.0%)、日本(32.9%)が続く。上げ幅が最も小さかったのは欧州域内向けで14.6%。南アフリカ向けも15.1%にとどまった。
\前期比の上げ幅もUAE向け(17.0%)が最も大きく、これに日本(15.3%)、韓国(15.0%)が続いた。上昇率が最も小さかったのはブラジル向けの2.6%。欧州域内向けは5.7%でこれに次いだ。
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