BASFのコーティング剤子会社BASF Coatings(ミュンスター)は6日、建設塗料事業の部分放出方針を明らかにした。対象となるのは流通業者など向けに製品を販売する事業。長期的に高い収益力を維持できないと判断したため、売りに出した。
\同社は子会社RELIUS COATINGSを通して当該事業を展開している。2010年の同売上高は約8,000万ユーロ。放出するのはドイツとオランダ、フランスの事業で、南米、中国事業は含まれていない。またRELIUS COATINGSの産業用塗料事業は手元に残す意向だ。
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