ドイツの海運大手ER Schiffahrt(ハンブルク)が提携ないし買収を模索している。競争力を高めるには船舶数を増やしコストとリスクを低減する必要があると考えているためだ。同社のエリック・リックマース社長が進水式のために訪問した韓国の蔚山(ウルサン)で明らかにした。
\同社の保有船舶は建造中のものも含めて現在107隻。ドリックマース社長は200~250隻を展開できれば、国際競争で十分に太刀打ちできるとみている。
\今回の進水式ではER Schiffahrtのコンテナ船2隻が進水した。発注先は世界最大手の現代重工業。経済危機や中国勢台頭の影響で市場価格が低下しているため、取引価格は発注価格を20%下回ったという。
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