旧東ドイツの人権活動家ヨアヒム・ガウク氏(72)が18日、ドイツの第11代大統領に選出された。与党3党と主要野党2党が共同で擁立した経緯があるため、有権者1,232人のうち991人が同氏に投票。第1回投票で当選に必要な過半数を確保した。ガウク氏は選挙後、政治と市民の距離を埋めることに意欲を示した。
\今回の選挙はクリスティアン・ヴルフ前大統領が2月に中途辞任したことを受けて実施された。ドイツでは大統領が2人続けて任期を全うできない異例の事態が続いており、5年の任期を無事終了することが新大統領の最低限の課題となる。
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