独鉄道設備業界団体VDBが17日発表した2011年業界受注高は前年比28%増の145億ユーロとなり、過去最高を更新した。国内受注が116%増えて全体をけん引。22%減となった国外の不振が相殺された。
\国内受注が急増したのはシーメンスがドイツ鉄道(DB)から次世代高速鉄道車両「ICx」130編成を受注したため。
\国外受注は車両・部品部門が30%減の35億ユーロとなり足を強く引っ張った。インフラ部門は22%増の11億ユーロと好調だった。
\2011年の業界売上高は6%減の102億ユーロへと落ち込んだ。国内売上は2%増の52億ユーロに拡大したものの、国外が14%減の5億ユーロと振るわなかった。売り上げに占める輸出の割合は49%だった。
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