ドイツ連邦統計局が17日発表した国内製造業の2012年7月の就業者数(従業員50人以上の企業が対象)は前年同月比2.5%増の522万8,000人となり、2009年末以来の高水準に達した。景気見通しは悪化しているものの、製造業では雇用の拡大がなお続いており、前月比の変動率もプラス0.5%と好調だった。
\前年同月比の増加幅が最も大きかった業界は機械で、4.5%を記録。これに金属製品(3.8%)、自動車・自動車部品(3.4%)、コンピューター・電子・光学機器(3.0%)が続いた。化学は同0.7%、食料品・飼料も1.3%にとどまった。
\のべ労働時間は6億8,000万時間で、前年同月を4.8%上回った。比較対象の11年7月に比べ営業日数が1日多かったため、増加幅が膨らんだ格好。
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