国際コンサルティング大手ブーズ・アンド・カンパニーが10月30日発表した企業の研究開発(R&D）投資に関する調査レポートによると、世界大手1,000社の2011年のR&D投資は計6,030億米ドルで、前年に比べ9.6％増加した。独企業は同14.8％増の443億ドルで、伸び率は世界平均、欧州平均（5.4％増）をともに上回った。独企業のトップは自動車大手フォルクスワーゲン（世界11位：77億900万ドル）。世界R&D投資額全体に占めるドイツの割合は0.4ポイント増の7.4％に拡大した。
\世界トップ20位以内に入ったドイツ企業はVWとダイムラー（19位）の2社。上位100社にはシーメンス、BMW、バイエル、SAP、コンティネンタル、BASF、メルクがランクインした。
\世界のR&D投資規模が最も大きい業界はIT・エレクトロニクスで、全体の28％に上った。2位は製薬（21％）、3位は自動車（16％）だった。
\投資額の伸び率が最も高かった地域は中国／インド（27.2％増）。北米は9.7％増、欧州は5.4％増、日本は2.4％増だった。
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