太陽電池モジュール大手のSolarworld(ボン)が14日発表した2012年7-9月期(第3四半期)決算の最終損益は6,873万ユーロの赤字となり、赤字幅は前年同期の1,099万ユーロから大きく拡大した。市場価格の急落が響いており、製造原価もカバーできない状況という。同社は4-6月期にも赤字を計上しており、1~9月の損失額は2億2,999万ユーロに膨らんだ。
\第3四半期の売上高は1億2,882万ユーロで、前年同期から41.1%減少。営業損益(EBIT)は前年同期の黒字(1,923万ユーロ)から4,578万ユーロの赤字へと転落した。2012年12月通期決算では大幅な減収と赤字計上を見込む。
\経営陣は業績改善に向けてリストラ策を強化する方針で、人員削減幅を従来計画をよも拡大するとしている。
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