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2013/1/2

総合 - ドイツ経済ニュース

紙・樹脂加工業界で派遣社員に手当支給へ

この記事の要約

独サービス労組Verdiは12月19日、紙・樹脂加工会社で働く派遣社員に対し勤続期間に応じた手当を上乗せすることで、派遣業界団体BAP、iGZと合意したと発表した。正社員との給与格差を是正することが狙い。そうしたルールは […]

独サービス労組Verdiは12月19日、紙・樹脂加工会社で働く派遣社員に対し勤続期間に応じた手当を上乗せすることで、派遣業界団体BAP、iGZと合意したと発表した。正社員との給与格差を是正することが狙い。そうしたルールはすでに金属・化学業界で発効しており、今後さらに他の業界にも広がる見通しだ。

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紙・樹脂加工会社で働く派遣社員は今年5月1日から、派遣先での勤務期間が4週間を超えると手当を受給できる。手当の額は勤続4週間超で給与の4%、3カ月超で同8%、5カ月超で12%、7カ月超で16%、9カ月超で20%となる。ただし、給与と手当の合計額は正社員の給与の90%が上限となる。

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