独調査会社Trendence Instituteが欧州24カ国の工学部と情報工学部の新卒者を対象に実施した就職希望先に関するアンケート調査で、ドイツは最も人気の高い国外の就職先であることが分かった。2位は英国で、3位以下にはスイス、フランス、スウェーデン、オランダがつけた。12月22日付『ヴェルト』紙が独自入手した資料をもとに報じた。
\Trendenceは欧州24カ国の工学部・情報工学部の大卒者5,000人以上を対象に、自国以外の欧州で就職するならどの国を選ぶか質問した。この結果、「ドイツ」との回答は全体の44%に上り、トップとなった。
\ドイツの人気が特に東欧で高く、同国を国外就職先の第1候補に挙げた新卒エンジニアとITエンジニアはロシアで71.4%、チェコで65.2%と過半数に達した。また、欧州債務危機をきっかけに高い失業率が続くスペインとポルトガルでもそれぞれ60.1%、62.5%に上った(表参照)。
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