フィンランドの通信機器大手Nokia(エスポー)は10日、携帯電話機部門の営業損益が2012年10-12月期(第4四半期)に黒字転換したとの見通しを明らかにした。コスト削減と、これまで振るわなかったスマートフォン販売が拡大したことが大きい。営業利益率は0~2%となったもよう。10月時点では最悪の場合マイナス10%になると予想していた。
\スマートフォンの販売台数は約1,600万に上った。そのうち930万台をローエンドシリーズ「Asha」、440万台をハイエンドシリーズ「Lumia」が占めた。
\独Siemensとのネットワーク機器合弁会社Nokia Siemens Networks(NSN)では10-12月期の営業利益率が13~15%に達したもようだ。
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