実質賃金3年連続で上昇

ドイツ連邦統計局が7日発表した2012年の実質賃金(暫定値)は前年を0.6%上回り、3年連続で上昇した。好景気を背景に金属、化学などの幅広い業界で賃金が大幅に引き上げられたほか、派遣社員の待遇改善が行われたことなどが反映されたもようだ。名目賃金の上昇率は2.6%、インフレ率は2.0%だった。

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実質賃金の上昇率は第1四半期に前年同期比0%にとどまったものの、その後は労使のベア合意などを背景に第2四半期0.6%、第3四半期1.0%、第4四半期1.2%と上げ幅が大きくなっていった。

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