欧州航空宇宙大手のEADS(ライデン)が2月27日発表した2012年12月期決算の営業利益(EBIT)は21億8,600万ユーロとなり、前期比で29%増加した。超大型機「A380」の修理コストや軍需部門Cassidianの事業再編で特別費を計8億2,000万ユーロ計上したものの、主力の航空機部門Airbusが好調で、全体をけん引。最終利益も19%増の12億2,800万ユーロに拡大した。売上高は15%増の564億8,000万ユーロだった。
\今期は特別費計上前のEBITが12年12月期の30億600万ユーロから35億ユーロに拡大すると予想。Airbus民間機の新規受注と納入数についてはそれぞれ約700機、600~610機を見込む。
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