高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が14日発表した2012年12月期の売上高は前期比11.7%増の768億4,800万ユーロとなり、過去最高を更新した。国外販売が好調で、販売台数が大幅に増加。営業利益(EBIT)と最終利益もそれぞれ3.5%増の83億ユーロ、4.4%増の51億ユーロに拡大し、こちらも過去最高となった。
\自動車部門の売上高は11.0%増の702億800万ユーロに拡大した。EBITは2.0%増の76億2,400万ユーロで、売上高営業利益率(EBITベース)は10.9%に上った。
\オートバイ部門は販売台数が3.1%増の11万7,109台となり、過去最高を記録した。売上高も3.8%増の14億9,000万ユーロに拡大している。EBITは事業再編の影響で80.0%減の900万ユーロに落ち込んだ。
\金融サービス部門は売上高が11.7%増の195億5,000万ユーロに拡大したものの、税引き前利益は12.8%減の15億6,100万ユーロに落ち込んだ。比較対象の11年12月期は特殊要因で利益が押し上げられており、その反動が出た格好だ。
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