14歳以上のドイツ人の18％（1,260万人）が紙媒体の書籍よりも電子書籍を好んで読んでいることが、独情報通信業界連盟（Bitkom）が15日発表したアンケート調査報告で分かった。若い年代ほどその傾向が強く、同比率は14～29歳で25％、30歳～49歳でも24％に上った。50歳～64歳は16％で、65歳以上は5％にとどまった。Bitkomによると、今年は電子書籍リーダーが国内で約140万台、タブレット端末が500万台以上、販売される見通し。
\Bitkomは電子書籍の利用度が65歳以上の高齢者で低い理由の1つとして、同年齢層のインターネット利用率が37％と低いことを挙げた。ただ、電子書籍はフォントを読み手に合ったサイズに変更できるため、そうしたメリットの認知度が高まれば高齢者にも普及していくとみている。
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