ドイツ連邦統計局が20日発表した2013年2月の生産者物価指数は前年同月比の増加率が1.2%となり、前月の同1.7%から低下した。非耐久消費財とエネルギーはそれぞれ2.0%、1.7%増加したものの、中間財と耐久消費財が各0.5%、0.7%の小幅増にとどまった。投資財は1.0%増だった。エネルギーを除いたコアの同物価上昇率は1.0%だった。
\非耐久消費財では食料品価格が3.0%上昇、特に食肉(家禽を除く)は上げ幅が6.1%に達した。コーヒーとバターはそれぞれ4.8%、4.3%低下した。
\中間財では飼料が20.9%上昇し、木質ペレットと穀物粉もそれぞれ11.5%、10.2%の幅で上がった。一方、金属は2.4%低下。コンクリート鋼は11.2%下がり、圧延鋼も3.2%安くなった。
\生産者物価は前月比では0.1%下がった。低下は2カ月ぶり。エネルギーが0.3%減となり、全体を押し下げた格好だ。
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