スイスの太陽電池パネル製造装置メーカーMeyer Burger(トゥーン)が25日発表した2012年の売上高は6億4,524万スイスフランとなり、前年の13億1,504フランから半減した。太陽電池の世界的な供給過剰を背景に同社製品の需要が大きく減少。営業損益(EBITDAベース)も前年の黒字(2億7,837万フラン)から3,317万フランの赤字に悪化した。最終損益は3,586万フランの黒字から1億1,590万フランの赤字へと転落している。
\同社は売り上げの81%をアジア向け販売が占める。昨年は特に、主要市場の中国向けが大きく落ち込んだ。
\Meyer Burgerは業績悪化を受け、株主割当増資を実施することを明らかにした。約1億5,000万フランを調達する方針。
\経営陣は今年も赤字が続くと予想している。昨年実施したコスト削減プログラムの効果で、売上高が5億フランに達すればEBITDAベースで損益分岐点を確保できるものの、売上高は約4億フランまで減少する見通しという。
\