米General Motors（GM）は欧州子会社Opelの独ボーフム工場を2014年末で閉鎖する意向だ。21日に行われた同工場の従業員投票で経営再建計画が否決されたため。Opelでは従業員が賃上げを見送る見返りとしてボーフム工場の閉鎖を当初予定の14年末から16年末に延期することが2月末の労使間合意で取り決められていた。
\21日の投票では従業員の76％が再建計画の受け入れを拒否した。計画に同意すれば、同工場の従業員3,300人のうち1,200人が引き続き雇用される予定だった。
\従業員を代表する事業所委員会は経営陣と再び交渉を行う構えだが、GM側は再交渉を拒否している。
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