ドイツ連邦統計局が3月28日発表した2013年2月の小売売上指数(自動車販売店を除く)は前年同月を名目で1.0%下回り、物価調整後の実質では2.2%減少した。比較対象の12年2月に比べ営業日数が1日少なかったことが響いた格好。営業日数と季節要因を加味した前月比の変動率は名目が0.5%増加し、物価調整値も0.4%拡大した。
\前年同月比の実質変動率を分野別でみると、非食料品店は2.8%減少、食料品店も1.7%落ち込んだ。非食料品店ではデパートなどの総合的な小売店が5.2%縮小、家具・家電・DIY用品店と繊維・衣料・靴・革製品店もそれぞれ3.6%、3.1%後退した。
\1~2月の小売売上は前年同期比で名目が1.6%増加し、物価調整値も0.2%拡大した。食料品店はそれぞれ3.1%、0.7%の幅で増加。非食料品店は名目が0.2%増えたものの、物価調整値は0.4%減少した。
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