中国LDKソーラー傘下の独太陽電池メーカーSunways(コンスタンツ)は4月23日、取引先銀行から融資枠契約を解除されたと発表した。ソーラー業界と同社業績の低迷が理由。同社は企業の存続をかけて銀行と交渉するとしており、経営は危機的な状況にある。
\Sunwaysは昨年第2四半期、総額660万ユーロの融資枠設定契約を取引先銀行と結んだ。契約期間は今年9月までとなっており、中途で打ち切られた格好。経営危機を受けて同社は30日に予定していた2012年決算発表を無期延期した。
\Sunwaysは業績悪化を受けて昨年、中国同業のLDKソーラーに買収されたばかり。この間、太陽電池価格の急落を受けてLDKソーラーの業績も悪化している。
\