大卒者に限るとドイツでは完全雇用がすでに実現している――。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が連邦統計局のデータをもとに18日付で報じたもので、失業率は2.4%と極めて低い。
\完全雇用は非自発的な失業が存在しない状態を指す。大卒者の就労人口は2001年の520万人から11年には770万人へと48%も増加しており、現在は就職先を選ばなければ仕事が見つかる状況だ。失業者の半数以上は3カ月以内に就職先を確保している。大卒者の就労率は約88%に達しており、欧州ではノルウェーに次いで2番目に高い。
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