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2013/6/5

企業情報

BASF SE―南京プラントの拡張検討―

この記事の要約

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は5月29日、中国石油化工(Sinopec)と共同運営する南京プラントの拡張を検討すると発表した。アジア市場の成長が今後も続くと予想しているためで、エチレンオキシドの生産能 […]

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は5月29日、中国石油化工(Sinopec)と共同運営する南京プラントの拡張を検討すると発表した。アジア市場の成長が今後も続くと予想しているためで、エチレンオキシドの生産能力を拡大するほか、ネオペンチルグリコールの生産施設を設置する考え。生産能力や投資額は明らかにしていない。

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両社は2000年に折半出資の合弁会社BASF-YPCを設立。05年から南京プラントを運営している。14年からは高分子吸収材とその原料であるアクリル酸、および接着剤の原料であるアクリル酸ブチルの生産も開始する。高分子吸収材の新工場は生産能力6万トンを予定している。

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