特別報酬の支給が被用者の仕事のモチベーションを最も強く引き上げることが、人事コンサルティング会社Rundstedtがこのほど発表した調査報告で分かった。調査はリサーチ会社のInnofactが実施、732人から回答を得た。
\「あなたの仕事へのモチベーションを特に引き上げる雇用主の措置は何ですか?」との問いに対し、特別報酬と回答した人は25%に達した。これにホームオフィスやフレックスタイム制など勤務時間の融通(19%)、特別休暇(12%)、パートナーや株主といった形での事業参加(12%)が続いた。私的目的でも利用できる社用車の支給7%にとどまった。
\回答は男女間で違いがあり、「事業参加」を最も重要とする回答は男性で15%に上ったのに対し、女性では8%にとどまった。一方、「勤務時間の融通」は女性が同23%、男性が15%だった。
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