Ifo経済研究所が24日発表した2013年6月のドイツ企業景況感指数は105.9となり前月の105.7から0.2ポイント上昇した。同指数の改善は2カ月連続。事業の現状判断を示す指数は前月の110.0から109.4へと0.6ポイント下落したものの、今後6カ月の見通しを示す期待指数が同101.6から102.5へと0.9ポイント増加。Ifoのカイ・カルステンゼン景気調査主任は「ドイツの景気は堅調を保っている」との見方を示した。
\部門別でみると、製造業は現状判断と期待指数がともに上昇、特に輸出見通しは大幅に改善した。卸売業は現状判断が期待指数ともに悪化、小売業は現状判断がやや落ち込んだものの期待指数はこれまでに引き続き上昇した。建設業は現状判断がやや改善、期待指数はわずかながら落ち込んだ。
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