銀行大手の独Commerzbank(フランクフルト)は19日、2016年までに国内外の行員を計5,200人削減することで従業員代表と合意した。収益力強化に向けてコストを削減する考えで、国内支店が最大のリストラ対象となる。
\Commerzbank本体で2万8,000人のうち3,900人を整理。計1,200ある支店では1万1,000人中1,700人を削減する。整理解雇は行わない。このほか、新規事業を中止した不動産・船舶融資業務で800人、国内外の子会社で500人を削減する。
\同行はDresdner Bankを買収した09年にも大規模なリストラを実施した。このときの削減規模は9,000人に上った。
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