高級車大手の独Daimler(シュツットガルト)が4ドアクーペ「CLA」の次世代モデルを、戦略提携する日産のメキシコ工場(所在地アグアスカリエンテス)で生産することを検討している。Daimlerのディーター・ツェッチェ社長が専門紙『オートモティブ・ニュース』に明らかにしたもので、来年初頭に結論を出すとしている。
\CLAは北米国際オートショーで今年発表されたモデルで、ハチバック車「Aクラス 」「Bクラス」とプラットフォームを共有する。欧州域外を中心にMercedesブランドの存在感をアピールすることを狙っている。
\現行の初代モデルはハンガリー工場で生産している。次世代モデルを日産のメキシコ工場で生産することを検討するのは為替リスクを軽減するため。日産工場で2018年から生産する可能性がある。
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