ドイツ機械工業連盟(VDMA)が1日発表した独業界の2013年6月の新規受注高は前年同月比で実質5%減少し、2カ月連続で落ち込んだ。景気の低迷が反映された格好で、国内外ともに大きく後退した。
\国内は4%減少した。国外は6%減で、ユーロ圏は前年同月を19%も下回っている。ユーロ圏外も2%縮小した。
\上半期の受注高は前年同期で1%減少した。国内が6%落ち込み、大きな足かせとなった。国外は1%増で、内訳はユーロ圏が2%増、ユーロ圏外がプラスマイナス0%だった。VDMAのエコノミストは国内受注の不振について、投資活動の低迷を反映するものだとの見方を示した。
\工場稼働率は比較的良好で、平均をやや下回る水準を保っているという。6月末時点の受注残は5.8カ月だった。
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