自動車部品大手の独ZF Friedrichshafen(フリードリヒスハーフェン)が樹脂・ゴム部品部門の売却に向けて中国の投資家と交渉している。金属労組IGメタルが明らかにしたもので、同社は22日、追認した。交渉は初期段階にあり、「まだ何も決まっていない」(広報担当者)という。
\同部門では樹脂・ゴムと金属からなる複合材料部品を製造している。生産拠点は独北部のダメ、西部のボン、ジンメルンの3カ所。従業員数は計1,700人で、すでに従業員集会で交渉の事実を伝えたという。同社は競合の合併により当該部品の市場競争が厳しくなっているため、売却交渉を開始した。
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