フランクフルト証券取引所を運営するDeutsche Boerseは11日、シンガポール証券取引所(SGX)と提携することで基本合意したと発表した。アジア事業強化戦略の一環で、決済子会社のClearstreamの担保管理システム「Global Liquidity Hub」をSGXが利用できるようにする。
\Deutsche Boerseは3月、アジア事業の強化戦略を打ち出した。主力の欧州・北米市場は大きな成長が見込めないためで、売り上げに占めるアジアの割合を現在の5%から引き上げていく意向だ。
\Clearstreamは担保管理分野ですでにブラジル、オーストラリア、南アフリカ、スペインの取引所と提携している。
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