医薬品や化粧品用の包装材メーカーである独Gerresheimer(デュッセルドルフ)は2日の決算発表で組織のスリム化方針を明らかにした。コスト削減と顧客ニーズにより適切に対応できるようにすることが狙い。新年度が始まる12月1日付で新体制に切り替える。
\現在、成形ガラス、プラスチック・システム、ラボ用ガラス、ガラス管の4部門からなる体制をプラスチックと樹脂、一次包装ガラス、ラボ用ガラスの3部門体制に変更する。人員削減の規模は小さく、主に上級管理職が該当するという。
\2013年6-8月期(第3四半期)の最終利益は1,950万ユーロで、前年同期を31.8%上回った。比較対象の13年第3四半期は特別費の計上額が大きく、その反動が出た格好。売上高は1.8%増の3億1,690万ユーロ、営業利益(EBITDA、修正済み)は横ばいの6,160万ユーロで、売上高営業利益率は前年同期の19.8%から19.4%に低下した。
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