重電大手の仏Alstom(パリ)は6日、人員削減計画を発表した。景気低迷を背景に受注が減少していることに対応。2016年までに1,300人を整理する。
\削減対象のうち700人はドイツとスイスの発電設備事業を中心に実施。ドイツではノイマルク、シュツットガルト、ヴィースバーデンの拠点が該当する。ノイマルクのボイラー工場については投資家を模索し、買い手が見つからない場合は閉鎖する可能性もある。人員削減の残り600人はIT分野で実施する。
\Alstomは鉄道車両子会社の資本20~30%を投資家に売却する意向も明らかにした。
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