特殊機械メーカーの独Aixtron(ヘアツォーゲンラート)は8日、有機発光ダイオード(OLED)製造装置を同業Manzと共同開発・生産すると発表した。提携によりOLEDの生産コスト引き下げにつながる装置を開発。今後予想される需要の拡大を取り込む意向だ。
\Aixtronが持つ有機気相蒸着(OVPD)技術をベースにデモ装置を開発。Manzは大型ガラス基板の洗浄・処理と大型真空装置の開発・製造分野で持つノウハウを持ち寄る。
\OLEDは今後、スマートフォンなどのディスプレー向けを中心に需要が大幅に伸びると予想されている。歩留まりが高く生産コストの低い製造装置を販売すればOLEDの普及拡大に弾みが付き、製造装置の販売増につながると両社はみている。
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