独飲料大手のValensina(メンヒェングラドバッハ)が自社売却に向けた投資家探しを投資銀行Lincolnに委託したもようだ。投資家充ての文書を独自入手した『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が20日付で報じた。Valensinaは12月中旬まで拘束力のないオファーを受け付け、来年3月に契約にこぎつけたい考えという。
\同社は売上高が2億ユーロ弱、営業利益(EBITDA)が1,000万ユーロ弱で、資本の85%をヴィルヘルム・モッケン社長、残り15%を息子で役員のティノ・モッケン氏が保有している。飲料事業では経営規模がものを言うため、Vanensinaは身売りの準備を始めたとみられる。
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