独アパレル大手のGerry Weber(ヴェストファーレン地方ハレ)が1月30日発表した2013年10月通期決算の営業利益(EBIT)は前期の1億1,590万ユーロから1億580万ユーロへと8.7%減少し、長年続いた増益基調にストップがかかった。春と夏の天候不順と新規直営店の不振が響いた。店舗数を増やした効果で売上高は6.2%増の8億5,200万ユーロに拡大した。
\14年10月期は出足が好調で、同社は売上高が少なくとも5.6%増の9億ユーロに拡大すると予想。EBITも最低で13.4%増の1億2,000万ユーロに拡大するとしている。
\直営店の開設は今後も続ける方針で、今期は国内外で65~75カ所に出店する計画。売り上げに占める小売事業の割合を前期の43%弱から50%に拡大する意向だ。
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