ワッカー・ケミー

化学大手の独ワッカー・ケミーは22日、2014年通期の業績予測を上方修正した。昨年まで低迷していた多結晶シリコン事業を中心に業績が大きく改善しているためで、営業利益(EBITDAベース)で前期の6億7,870万ユーロを10%以上上回るとしていた従来見通しを、「3分の1以上上回る」に引き上げた。太陽電池業界の顧客との間で契約を見直したことも2億1,000万ユーロの営業増益要因になるとしている。

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