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2014/9/3

企業情報

クーカ―事業家が株式10%以上を取得、狙いは不明―

この記事の要約

独産業ロボット大手クーカの株式10.018%を独事業者フリードヘルム・ロー氏が取得したことが1日、明らかになった。「戦略的な目的の遂行」が狙いだとしているものの、出資の具体的な意図は明らかにしていない。役員人事に影響力を […]

独産業ロボット大手クーカの株式10.018%を独事業者フリードヘルム・ロー氏が取得したことが1日、明らかになった。「戦略的な目的の遂行」が狙いだとしているものの、出資の具体的な意図は明らかにしていない。役員人事に影響力を行使する考えを示しており、クーカは対応を迫られそうだ。

ロー氏は複合企業フリードヘルム・ローグループをオーナー兼会長。同グループは鉄鋼、樹脂、制御キャビネットなど様々な分野の製品を製造しており、年商は20億ユーロ強、従業員数は1万1,000人強に上る。