欧州自動車最大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が10月30日発表した2014年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は29億2,800万ユーロとなり、前年同期から57.7%増加した。高級車部門アウディ、ポルシェやチェコ子会社シュコダの販売が好調で、大幅増益を確保した。
営業利益は16.3%増の32億3,000万ユーロ、売上高は4.1%増の489億1,000万ユーロだった。同期の販売台数は3%増の243万9,000台。米国、ロシアで落ち込んだが、中国をはじめとするアジア太平洋や欧州で伸びた。