炭素製品大手の独SGLカーボン(ヴィースバーデン)は4日、これまでの5事業部門体制を来年1月1日付で3部門体制に改めると発表した。コスト削減プログラムの一環で、組織のスリム化、事業効率の引き上げ、シナジー効果の拡大が狙い。
現在の「黒鉛&炭素電極(GCE)」部門と「陰極&炉裏張り(CFL)」部門を「パフォーマンス製品(PP)」部門に統合、「黒鉛特殊品(GS)」部門と「プロセス・テクノロジー(PT)」部門も「黒鉛材料&システムズ(GMS)」部門にまとめる。「炭素繊維・複合材料(CF/CM)」部門は維持する。