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2014/11/26

企業情報

オペル―5億ユーロ強を投資、新エンジンなどに―

この記事の要約

自動車大手の米ゼネラル・モーターズ(GM)が欧州子会社オペルに新規投資を実施する。新しいエンジン、駆動装置の製造に向けた措置で、独リュッセルスハイムのオペル本社工場と独カイザースラオターン工場、ポーランドのティヒ工場に総 […]

自動車大手の米ゼネラル・モーターズ(GM)が欧州子会社オペルに新規投資を実施する。新しいエンジン、駆動装置の製造に向けた措置で、独リュッセルスハイムのオペル本社工場と独カイザースラオターン工場、ポーランドのティヒ工場に総額5億ユーロ以上を投じる。オペルが20日、明らかにした。

同社はまた、SUVの新モデル生産を2010年代末にリュッセルスハイム工場で開始することも明らかにした。同SUVを中型車「インシグニア」に続くオペル第2のフラッグシップモデルとする考えだ。これに絡んで同工場に2億4,500万ユーロを投資する。

このほか、独アイゼナハ工場の勤務体制を来年半ばに現在の2シフトから3シフトに変更すことも明らかにした。主力小型車「コルサ」の次世代モデルとコンパクトカー「アダム」の需要が大きいため。新型コルサの予約販売台数はすでに4万5,000台に達したという。