ドイツ連邦統計局は12日、1月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、物価変動率(ドイツ基準)は前年同月比がプラス0.1%、前月比がプラス0.9%で、速報値と変わりがなかった。インフレ率はこのところ石油価格の急落を受けて急速に低下しており、エネルギーを除いたベースでは前年同月比で1.0%に達した。(表を参照)
下げ幅が最も大きかったのは灯油で、22.0%に上った。軽油も14.4%低下。ハイオクガソリンは12.2%下がった。
エネルギー以外では食料品が0.4%下落、食肉・肉製品は1.0%低下した。暖冬の影響で衣料品・靴も0.9%下がった。