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2015/4/29

経済産業情報

消費者の40%がスマートウォッチ利用に前向き

この記事の要約

スマートフォンと連携して用いるスマートウォッチの利用に前向きなドイツの消費者は40%(2,800万人強)に上ることが、独情報通信業界連盟(Bitkom)が23日に発表したアンケート調査結果で分かった。2年前の調査では31 […]

スマートフォンと連携して用いるスマートウォッチの利用に前向きなドイツの消費者は40%(2,800万人強)に上ることが、独情報通信業界連盟(Bitkom)が23日に発表したアンケート調査結果で分かった。2年前の調査では31%にとどまっていた。Bitkomは「現時点で市販されている製品は少ないものの、間もなく日常的に使われる時計になる」との見方を示した。

スマートウォッチの利用に前向きな消費者の内訳は、「絶対に利用する」が14%、「利用することが考えられる」が26%だった。また、14~29歳の若年層では56%が前向き派だった。

一方、前向きでない人に理由を聞いたところ、最も多い回答(複数回答可)は「関心がない」で45%に上った。これに「従来タイプの時計を使いたい」(36%)、「データを濫用されることが心配」(36%)、「値段が高い」(29%)、「デザインが悪い」(19%)、「電池の持続時間が短い」(11%)が続いた。