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2015/5/13

経済産業情報

住宅侵入窃盗、ピークの時間帯は16~18時

この記事の要約

独保険業界団体GDVが2014年のデータをもとに6日発表したレポートによると、住宅侵入窃盗(未遂を含む)が最も多い時間帯は16~18時で、全体の18.0%を占めた。住人が仕事や買い物で外出している時間帯が狙われやすく、2 […]

独保険業界団体GDVが2014年のデータをもとに6日発表したレポートによると、住宅侵入窃盗(未遂を含む)が最も多い時間帯は16~18時で、全体の18.0%を占めた。住人が仕事や買い物で外出している時間帯が狙われやすく、22~8時は15%未満だった。

犯行は10時以降に急速に増加。10~12時は全体の13.6%、12~14時は16.8%、14~16時は9.5%、20~22時は10.3%を占めた。22~0時は3.3%と急減する。

犯行件数を月別でみると、最も多いのは12月で、全体の16.9%を占めた。10~12月は合わせて4割と多く、2月から7月にかけては比較的少ない。

住宅の侵入経路では窓およびフランス窓(ベランダやバルコニーの出入り口に設置される窓タイプのドア)が最も多く、1世帯住宅では全体の81%を占めた。多世帯住宅では玄関が56%と過半数を占めるものの、窓とフランス窓も少なくない。

保険会社が住宅侵入強盗で支払った保険金総額は4億9,000万ユーロで、5年前に比べ35%増加した。1件当たりの額は3,250ユーロとなっている。

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