フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は3日、DAXに次ぐドイツの株式指数であるMDAXの銘柄を22日付で入れ替えると発表した。昨年10月に新規株式公開(IPO)を行ったばかりの通販大手ツァランドがワンランク下のSDAXから昇格。自動車・航空機産業向けなどに技術開発サービスを提供するベルトラントはSDAXに降格となる。
SDAXには電気通信サービスのテレ・コロンブスと印刷機械のケーニヒ・ウント・バウアー、不動産のアドラー・リアル・エステイトの3社が昇格し、紙・樹脂ベースの表面材料を開発・製造するサーテコ、オンラインタイヤ販売のデルティコム、機械製造のバウアーは除外される。
ハイテク企業を対象とするTecDAXではバイオ企業への投資を専門に手がけるBBバイオテックが降格となり、代わって通信設備事業者ADVAオプティカル・ネットワーキングが採用される。