化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は10日、バイオプリント技術のスタートアップ企業である仏Poietisと研究・開発提携すると発表した。Poietisの技術を活用してスキンケア用品の開発体制を強化。画期的な製品開発につなげる考えだ。
Poietisはレーザーを援用した3Dバイオ・プリンティングを手がける企業で、BASFは同社の技術を利用して培養皮膚モデル「ミメスキン(Mimeskin)」の性能を向上。肌のメカニズムに対する理解を深め、画期的なスキンケア成分を開発していく。
レーザーを援用した3Dバイオ・プリンティングは動物実験に替わる試験法としても重要という。