フランクフルト国際空港の運営会社フラポートは8日、荷扱い子会社フラポート・カーゴ・サービシズ(FCS)を世界的な荷扱い事業者であるWFSとの合弁会社に切り替えると発表した。国際的な競争が強まるなかでFCSの競争力を長期的に維持することが狙いで、同子会社の資本51%を譲渡。フラポートの出資比率は49%に低下する。
FCSはフランクフルト空港で事業を展開。国際的な航空会社、物流企業向けにサービスを提供している。従業員数は約600人。
WFSは1971年の設立で、世界22カ国に145拠点を展開。航空会社300社の荷物を年400万トン以上、取り扱っている。従業員数は1万4,000人で、売上高は7億ユーロに上る。