メルク―共同開発の抗がん剤を米当局が希少薬指定―

製薬大手の独メルク(ダルムシュタット)は25日、米同業ファイザーと共同開発中の抗がん剤「アベルマブ(Avelumab)」が米食品医薬品局(FDA)から希少疾病用医薬品の指定を受けたと発表した。皮膚がんの一種であるメルケル細胞がん(MCC)が対象。現在はMCCを対象に第2相臨床試験(フェーズ2)が行われている。米国では毎年、1,500人がMCCを発症している。

アベルマブの臨床試験は乳がんや胃がんなど計15以上のがんを対象に行われている。

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